【名前】
夢見鳥 (ムミチョウ)
別名:川知花魁 (カワチオイラン)
【性別】
女
【年齢】
容姿は20代後半
🦋「書いておけるのは此処までね、これ以上聞いてきちゃう子はちょっと困ってしまうわ~」
【所属】
月隠 若中
【容姿】
身長が185cmと高身長
華奢な体格ながら胸は大きく膨らみがあり下半身はふっくらとしてメリハリのある体型
🦋「女の子にしては大きい方でしょ?高下駄を履いている日にはとっても視界が良好なの」
腰辺りまである艶のある黒髪は毎日椿油で撫でられ何一つと傷んでいない。
菫色の瞳は瞳孔が大きく不思議な印象を与える。
唇はふっくらと厚みがありつつも色味を感じさせない、その時に応じて紅を引く、すっぴんでは幸の薄い印象を感じるが、化粧を施せば雰囲気がかなり変わるだろう。
服装は時と場合によって変わる
川知花魁としての姿であれば豪華絢爛な簪で結髪を飾り沢山の装飾が施された着物を身に纏っている。
普段は動きやすさを優先し、和装を身に付ける場合もあればシンプルな忍び装束、胸元が大きく開いたビスチェを身に付けている時も。
爪には常にネイルが施され気分に応じて色やデザインは変わっている。
証である月隠の刺青は
左の鼠径部に月と蝶がデザインされたものを入れている
🦋「月隠には心から忠誠を誓っているわ、とはいっても目立つ場所に刺青を入れてしまうとお仕事に支障が出てしまうのよねぇ、本当は肩とか胸に彫りたかったのよ」
【性格】
表の顔は花街の花魁
裏の顔は月隠に所属するくノ一
一人称は私(わたくし)、口調はまさに大人な女性そのもの、人よりゆっくりと話し語尾を少し伸ばす癖がある。月隠の相手に対しては下の名前呼びが多く、男女問わず~ちゃん付けをする。
この呼び方は相手を馬鹿にしているなどでは無く彼女なりの好意。勿論呼び方を嫌がられたら次からは辞めるし他組織の相手でも仲良くなればこの呼び方をする。
気立ての良い娘で慈愛に溢れ分け隔てなく優しい、素で話す時には身振り手振りが特に多い。
好奇心旺盛で問題事には首を突っ込みたい方、今時の流行等には鈍感で時折天然を見せる一面も
美意識も高く、美容ファッション等は大好き、可愛い子にはつい化粧を施したくなる。
くノ一としての任務が無い昼間は花街の一室にてゆっくりしたり禿達に勉強や習い事を教える日々、知り合いが遊びにきてくれた日にはとても喜ぶだろう。
与えられた任務に対してはとてもストイック、くノ一として情報収集や暗殺まで難なくこなすだろう。人を殺める行為に対して心を痛めてはいるが仕事として割り切っている。たとえそれがかつての仲間だったとしても彼女は冷静を装うのだ。
花魁としては花街にて名を馳せており、花魁道中を行えばかなりの見物客で溢れ、彼女に会う為に他国から訪れる者も居るとか。踊りや楽器、お喋りも完璧にこなし禿達からも好かれている。
仕事柄各国の著名人と話す機会もあり相手にはただの世間知らずな花魁だと油断させ、国家機密を引き出すことも。ふわふわしている様に見えて意外にも策士な1面もある。
しかし幾ら大金を落とす太客であろうと簡単に己の春を差し出そうとはしない。
そして表の素の顔では恋愛にとても鈍感
最大の弱点
彼女はとてつもなく料理音痴である。
さらに本人がゲテモノを作っているという自覚が一切無い、それ故悪気無く料理を振る舞うだろう。
レシピ本を真剣に見ようが、料理手順が米を握る程度であろうと酷い物が出来上がる。
自身で作った料理食べても何故か体への害が無い故に、彼女の中ではまさか自ら毒を作っているなんて思っておらず、自分の料理を食べると皆寝ちゃうの程度で解釈されている。花魁として手製の料理を作って客に渡すこともあるが禿達がひっそりと入れ替えている事は内緒である…。
🦋「たまぁに組織の子達にお料理を振る舞うの。そしたら皆並んでぐっすりと眠っちゃうのよねぇ、眠剤なんて入れていないのだけれど…皆お仕事疲れかしら~?」
【武器】
折りたたみ式のナイフ
太ももにホルスターの様に取り付けられ何時でも手に出せる様になっている。
忍ならば手裏剣やくないを使うのではないかと思うが彼女的に古臭いと言う。
刃に使われている鉄は名のある刀職人に頼み込み特別に制作して貰った切れ味の良い一点物
【能力】
『-蟲媒花-』
凛蝶、水蝶、結蝶
上記3種類の蝶を操る
・凛蝶
基本の姿
藤色の品種と濃紫色の品種がいる
体内から自由に蝶を出したり、体の一部を蝶に変化させ移動する事も可能。
体にくっつきさえすれば移動範囲に制限が無く、ターゲットの体に付いて話を盗み聞きしたり、大量数の蝶を出せば相当な目眩しにもなる。
蝶と彼女の視覚、聴覚、思考は共有されている。
普段は体の中で眠っているが、この蝶達が彼女の体の中で共存しているのか、彼女自体から生成されているのかは不明
弱点
戦闘能力は無い
蝶自体に防御力が無く一般人でも破壊可能
・水蝶
透明ながら蝶の形を保っている
凛蝶とは違い殆ど水で作られた蝶
水量とスピードを調整すればカッターの様にもなるが戦闘中、丁度良い水蝶の生成には集中力が必須となり複数作ることは難しい、スピード力は他の蝶達より早く、攻撃する事も相手の顔に貼り付き溺れさせる事も可能。
手足のみであれば水蝶に変化する事が出来る。
川や湖などの大きい水溜まりがある場所であれば全身を水蝶に変えることが出来るが範囲に制限がある(水辺周辺のみ)、汚水や海は不可能。
唯一彼女の体に還って来ない種類となる
弱点
水辺で使用する時以外は彼女の体内の水分より生成される為に事前に多くの水を摂取する必要がある、体内の水分量が足りなくなれば生成不可能
自分の血液を代用する事も可能だが、体を傷付けて血を出す必要があるうえに貧血になる危険性もあるので緊急時以外で使用することは無い。
血を使用した場合は赤い水蝶が生まれる
(他人の血液は使用不可能)
・結蝶
薄緑で他の品種より輝きが印象的な蝶
軽い切り傷や打撲程度を治療できる。
相手の傷部に一定時間貼りつくことで傷を引き継ぎ完治させる、その後結蝶は夢見鳥の体に戻り引き継いだ痛みの3分の1を負担する。
負担するのは痛みのみ、体に傷が残る事は無いが結蝶が引き継いだ傷と同じ場所が痛みを感じることになる。
弱点
1度に3匹以上の結蝶を出すことは出来ない
1匹の飛行可能距離が著しく低く5m程度
自身の治療は行えない。
凛蝶と水蝶は同時に出すことが出来るが、結蝶は他の蝶達と一緒に出すことが出来ない。
🦋「この力、よく器用貧乏って言われてしまうのよねぇ、でも私は気に入っているわ。彼女達も私や皆の為にとぉっても頑張ってくれているんだもの」
【SV】
「私、夢見鳥って言うの。いい名前でしょ~?とっても気に入っているのよ」
「あら~!!いらっしゃい。来てくれてすごく嬉しいわ。今はお昼だし、勿論代金なんていらないわよぉ~、さて、貴方と何をして遊ぼうかしら」
「仲良くなんのお話をされていたの?私が聞いちゃっても大丈夫な事かしら、良かったらお仲間に入っても宜しくて?」
「今日はねぇ、ちょっと早起きしてお弁当を作ってみたのよ~?食べて頂戴、あら?手が止まってどうしたの?…やだ、もしかして貴方の苦手な物とか入れちゃったかしら…?」
「大変!貴方怪我をしているじゃないの、それに血も出ているわ。…でも大丈夫よ。痛いの痛いのとんでいけ。はぁい、もう痛くないでしょう」
「最期に誰かに伝えたい事が有ればどうぞ。必ず伝達するわ。あら、私は辛くないのかって?えぇ何も辛くないわよ。だって私は蝶々だもの。」
【備考】
・西の国特有の手先の器用さや職人気質は持ち合わせていないものの、独学で按摩を習得しておりそれを特技としている。
・出世欲は無い
いつまでもこのままで。寧ろ自分よりも強い相手に守って貰える事が彼女にとって至高
・かつての出身
月隠に所属する以前はとある忍の里に身を置いていた、しかしこの頃の事はあまり話したがらない
・想い人への気持ちの伝え方は?
🦋「本命のお相手、となるとついついウブになってしまうのよ~。まずはお手紙をしたためるかしら、後はその方のお家にうちの子を1羽こっそりとねぇ~…なんて冗談よ。嫌われちゃったらやぁだもの」
・好きな季節は?
🦋「どの季節も大好きなのだけど、1番は夏よ、お祭り囃子には何時でも心が踊らされるわ」
好きなもの
可愛い子達や物、新しい文化
苦手なもの
炭酸、戦争、古い考え
「最も嫌なのは甚振って殺す人よ、弱者に行う事は論外。命をかけて戦う以上、敬意を持つ事が義理ってものでしょう?」
息絶えた女は延々と川に流されていた
無理心中だろうか?それとも生贄か
青白いその肌に1羽の蝶が舞止まる
【イメージソング】
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【地雷】
🦋「うちの蝶達をあからさまに嫌がる子には少し悲しい気持ちになってしまうかもしれないわねぇ~、虫嫌いは仕方が無いのだけれど、私にとってこの子達は家族みたいなものなのよ。」
背後の地雷:特にありません